AI から GEONEX を操作できるようになりました(MCP 連携・ベータ提供開始)
Claude などの AI アシスタントから、自然言語で地番検索・面積での絞り込み・筆界未定地の検出・SIMA / DXF 出力までを指示できる「MCP 連携」をベータ提供します。マイページで API キーを発行して接続します。あわせて、同じアカウントの同時ログイン端末数の上限や、モバイルのログイン画面・マイページのスクロール改善もお知らせします。
AI から GEONEX を操作できるようになりました
GEONEX の操作を、画面をクリックする代わりに、AI アシスタントに日本語でそのまま頼めるようになりました。 Claude などの AI に「この付近の筆界未定の土地を教えて」「この筆を SIMA で出して」と話しかけるだけで、AI が GEONEX を操作して答えを返します。
これは MCP(Model Context Protocol) という、AI と外部ツールをつなぐ仕組みに GEONEX が対応したことで実現しています。ベータ機能として提供を開始しました。
たとえば、こんなことができます
すべて 自然言語ひと言 で頼めます。
- 面積で絞って探す — 「名古屋市中区で、道路や水路を除いて面積の大きい筆を上位 20 件」→ AI が一発で一覧化
- 測量が難しい土地を検出 — 「この付近に筆界未定地や長狭物不明の土地はある?」→ 範囲内を空間検索
- 場所から土地を調べる — 「この地点(経度・緯度)の土地は?」「隣の筆は?」
- 地域のサマリー — 「この小字は何筆あって、合計・平均・最大の面積は?」
- 路線沿いをまとめて選択 — 「この道路沿い 40m 以内の筆を全部」→ 用地調査に
- 測量 CAD 用に出力 — 「この筆を SIMA で出して」「DXF で」→ そのままデータ生成
- 共有リンクを作る — 「共有 URL を作って」→ ブラウザで開けるリンクを発行
住所での絞り込み(県 → 市 → 大字 → 小字 → 地番)、図根点・基準点の取得、点数一括補正、国有林の小班照会など、あわせて 22 種類の操作に対応しています。
使い方
- GEONEX に ログイン し、マイページを開きます
- 「MCP・API キー」タブで「API キーを発行」します
- お使いの AI に、画面に表示される 接続コマンド(発行したキーが埋め込まれた状態)を登録します
- あとは、AI に日本語で頼むだけです
マイページには、Claude Code / Claude Desktop / MCP Inspector それぞれのコピーして使えるコマンドを用意しています。
GEONEX 側でサーバーを常時稼働しているので、ご自身での設置は不要です。接続先 URL(https://geonex-maps.com/mcp)と API キーを登録するだけで使えます。
対応している AI
- 今すぐ使えます:Claude Desktop、Claude Code、Gemini CLI、Cursor、Cline など MCP に対応したツール
- 準備中:ChatGPT や Gemini などの「アプリ(Web)」の「コネクタ」対応は、各社の提供状況によります
安心してお使いいただくために
- API キーは発行時に一度だけ表示されます(安全のため、内部にはキー本体を保存せず照合用の情報だけを保持しています)。
- キーごとに 利用回数の上限を設けており、いつでも失効できます。
- ベータ期間中に発行したキーは、正式版への移行時に無効化される場合があります(その際はマイページから再発行してください)。
- AI 経由で取得できるデータは、地図の閲覧・検索・出力といった読み取りと出力が中心で、データを壊すような操作は含まれません。
- 取得できるデータは「登記所備付地図データ」(法務省, G空間情報センター 提供)を Geonex が加工して使用したものです。業務でご利用の際は、必要に応じて公式データとの照合をお願いします。
MCP 連携はベータ期間中は無料でお試しいただけます。
そのほかの改善
- 同時ログイン端末数の上限 — 同じアカウントで多数の端末から同時にログインした場合、最も使われていない端末が自動的にログアウトされるようにしました(アカウントの安全のためです)。
- モバイルのログイン・登録画面 — 画面が小さい端末で入力欄までスクロールできないことがある問題を修正しました。
- マイページのスクロール — モーダル内をスクロールしたときに背景が一緒に動いてしまう挙動を修正しました。
「こんな操作も AI に頼めたら」というご要望があれば、ぜひフィードバックからお知らせください。GEONEX は引き続き、地図を見る → 地番を選ぶ → 出力するを、いちばん速く・実用的にする方向で改善を続けます。