電波の届かない現場でも地番図を表示できるようにしました(圏外用の地図)
範囲を決めて端末に保存しておくと、圏外の山の中でも筆・基準点・国有林を表示できます。筆を押したときの所在や面積、現場モードの頂点・基準点までの距離案内もそのまま使えます。有料プランの機能です。
電波の届かない現場でも、地番図を開けるようにしました
山林の現場は、たいてい圏外です。 「事務所で見てきた地番図が、現地に着いたら表示されない」というお声を、 林業の方からいただいていました。
そこで、範囲を決めて端末に保存しておく機能をつくりました。 保存した範囲なら、電波がなくても次のものが使えます。
- 筆(地番)の線と地番
- 筆を押したときの所在・面積・形
- 基準点
- 国有林の林班・小班・林道
- 現場モードの距離案内(頂点・基準点まで)
保存のしかた
PC は画面上の 「圏外用の地図」 ボタン(お気に入りエリアの隣)、 スマートフォンは メニュー → 圏外用の地図 から開きます。 「範囲を決めて保存する」 を押すと、地図の真ん中に四角い枠が出ます。

地図のほうを動かして、枠に現場を合わせてください。 枠は画面に固定してあるので、拡大・縮小で広さが変わります。
- 枠の大きさは 1 辺 5km まで です。それより広いと枠が赤くなり、保存できません
- 保存するものを選べます(筆・基準点・国有林)
- 保存する前に、件数とおおよその大きさが出ます
「この範囲を保存」を押すと、データと地図のタイルを端末に取り込みます。 山あいの 2〜3km 四方なら、数 MB・数十秒ほどです。
保存した範囲は一覧に並びます。押すとその範囲へ移動し、ごみ箱で端末から消せます。

圏外で使う
圏外では、保存した範囲の筆・基準点・国有林がふだんどおり表示されます。 筆を押せば所在や面積が出て、完全な形で選べます。
現場モードに切り替えると、選んだ筆の頂点と付近の基準点が一覧になります。 現在地を使えば、それぞれ 何 m 先・どちらの方角 かが出ます。 杭を探しに歩くときに、そのまま使えます。

背景地図は空白になります(下の「背景地図について」)。 筆の線と地番、基準点は出ますので、位置の手がかりはそちらでつかめます。
背景地図について
背景の地図(地理院タイル)は 保存していません。 端末に保存して使うことについて、国土地理院に確認しているところです。 画面でも「背景地図(確認中)」として、選べない形で出しています。 回答をいただけたら、あらためてお知らせします。
気をつけていただきたいこと
- 出かける前に、一度その範囲を開いて確かめてください。 とくに iPhone では、しばらく開かないと端末が保存したデータを片付けることがあります。 GEONEX をホーム画面に追加して使うと、片付けられにくくなります
- 圏外で使えるのは、上に挙げたものだけです。 都市計画・隣地の抽出・正式図郭・出力などは、電波のある所でお使いください
- 電波があるときは、いつもどおりサーバーの新しいデータを使います
- 保存できる筆は 1 回あたり 6 万筆までです。市街地を広く取ると「範囲を狭めてください」と出ます
ご利用いただけるプラン
圏外用の地図は 有料プラン(Personal・Team・Office・Enterprise)でご利用いただけます。 一度保存した範囲は、本人が消すまで端末に残ります。 プランの内容は料金ページをご覧ください。
出典
「登記所備付地図データ」(法務省, G空間情報センター 提供)を Geonex が加工して作成しています。 国有林は「国有林GISデータ(2024(令和6)年度版)」(林野庁、公共データ利用規約 第1.0版 PDL1.0)を Geonex が加工して作成しています。
「この範囲も保存したい」「こういう場面で使いたい」など、ご要望がありましたら 画面のフィードバックボタン、またはお問い合わせページからお寄せください。